台湾入出国時の流れについてです。
特に駐在期間中は頻繁に入出国すると思いますので、流れの再確認や特別駐在員が気を付ける事について説明していきます。
●入国編
Step1 持ち物チェック
絶対忘れてはいけないもののみ記載しておきます。
- 1. パスポート
- 2. 居留証
- 3. 財布 日本円/台湾ドル
- 4. スマートフォン 日本SIM/台湾SIM
パスポートは、残存有効期間を3~6か月以上で渡航すべきと言われていますが、長期滞在となるため1年以上ある状態にしておくことをお勧めします。
居留証は、パスポートとセットで必須ですので、忘れないように。 ※居留証発行前は停留ビザをパスポートに挟んでいることを確認しておきましょう。
財布は、日本一時帰国時に使う交通費等の日本円 と 台湾到着時に使う台湾ドル両方を持っておくとよいでしょう。渡航先の空港には銀行を使う場合は多めに持って行っておくこと。
スマホは、日本一時帰国時に使うSIM と 台湾到着時に使うSIMの両方を持っておくとよいでしょう。 ※航空券(eチケット)はパスポートがあれば発券してくれるため、念のため電子ファイルとしてスマートフォンに保存しておくだけで十分かと思います。
参考:日本の携帯電話維持|台湾駐在妻 ~お悩みごと~ (taiwanlife-trouble.com)
Step2 入国カード
★居留証を持っている人は入国カードは不要です。読み飛ばしてください。
【オンライン】
事前に登録していればスムーズに台湾への入国が可能です。下記リンクより事前登録しましょう。
niaspeedy.immigration.gov.tw/webacard/
詳細の書き方は外部リンク紹介しておきます。
【2024年最新】台湾入国カードは事前にネットでオンライン申請が簡単!日本語手順をブログレビュー解説 (go-sampo.com)
なお、空港内にもQRコードより飛べるようになっているので、到着後でもオンラインでの登録が可能です。
【紙記入】
事前オンライン入国カードが導入して以降、稀に対応しないようですが、基本的に機内で入国カード必要か乗務員が黄色の縦長カードを持って歩いています。記入するのは飛行機を降りてからでも問題ないですが、事前に記入しておくと入国手続きの時間的にもスムーズにいくので良いかと思います。但し、ペンがないと記入できないので準備をしておきましょう。
最近は、空港内に常設されていた紙の入国カードが撤去されQRコードでオンライン申請するように変わったようです。対象者は少ないですが、ガラケーを使っている人や台湾でネット接続できない状況になるかもしませんので、事前オンラインもしくは飛行機内で紙をもらうようにしてください。どちらも忘れた場合は入国審査の人にもらう必要があります。
Step3 検疫カード
飛行機を降りると識別カードと言われる緑のカードが置いてあるので1人1枚取ってください。台湾に持ち込み禁止の物を持ってきてませんよね?という内容が記載されているだけなのですが、こちらを持っていないと識別カード無のゲートを通る必要があり、荷物のX線検査が必須となります。ここでX線に引っかかると罰金がかかります。
受け取り識別カード有の場合は、検疫検査を無の代わりに識別カードを返却すれば無事通過することができ、時間の節約になります。
※ほとんど配布していますが、場合によっては配られない場合もあります。
Step4 入国審査
入国審査の際は、「All passport」と書かれた所に並び、パスポート(+居留証)を提出し指紋と顔認証を行えば、入国可能です。その際に紙で入国カードを記載した人は提出するようにしましょう。
ここで居留証をお持ちの方は朗報です。
E-GATEと呼ばれるものを使えば、「All passport」の長蛇の列に並ばずとも台湾人と同じくスムーズに通り抜けが可能です。
Step5 その他
基本的なフローはこれで終わりですが、現地通貨と現地SIMについて軽く触れておきます。
空港内に降りる場所によって変わりますが、台湾銀行を一番目にすると思いますので、パスポートを提示して現地通貨を手に入れましょう。入国審査の前と後両方銀行があると思います。
台湾の電話番号を持っていない方はここでSIMカードを購入してた方が良いです。外部リンク参考張っておきます。
台湾のSIMカードを空港で購入する(桃園空港、台北松山空港、高雄空港) | あおいとりっぷ (aoitrip.jp)
Wi-fiレンタルで十分という方は下記参考になります。
●出国編
Step1 持ち物チェック
入国編のStep1と同じため割愛
Step2 入国手続き(入国審査、税関申告)
日本への帰国時に税関申告をしなければなりません。近年では事前オンライン申請が可能になりましたので、
ログイン | Visit Japan Web (digital.go.jp)
もちろん、日本の空港内にも紙で設置されておりますので、そちらで申告することも可能ですが、数分の時間ロスにもなるのでオンラインで済ませておくことをおススメします。
引用:JAL公式サイト
Step3 入国審査
日本パスポートをお持ちの方は、台湾と同じく無人のゲートの利用をお勧めします。