台湾の地震ってどうなの?
一般的に日本とほぼ同じ感覚で地震のリスクは高いと思っていた方が良いです。
フィリピン海プレートに隣接する島国ですので、地震頻発する地域に属します。
台湾内でも東側の花蓮(中国語読み:ファーレン),臺東(中国語読み:タイドン)当たりは特に大きな地震が起きやすいとされています。これらの地域は自然豊かでとても良い観光地な一方地震のリスクもありますので、万一発生したとしても安全には十分注意しておくべきかと思います。
建物の強度
基本的には、地震と密接な関係にある地域ですので、地震対策については日本と比べての大きな見劣りはなさそうです。比較的地震慣れしている地域といえるでしょう。
台湾での地震が起きた時での注意事項として、古い建物は倒壊の危険がある。これは日本でも同様ですが、古い建物は耐震基準も高くない可能性が高いです。一つの基準として、大地震の1999年に起きた921地震(9月21日発生)以前の建物は注意が必要です。
また、専門家ではないので、一意見として受け取ってもらえればと思いますが、台湾の建物は一階部分は柱があまり頑丈ではなく日本と比較での不安点としたら1階部分の倒壊です。
日本ではあまり聞かない下記のような倒壊が見られます。
良い判断かは疑問ですが、大地震発生時に一階が飲食店のこじんまりした古いビルで食事をしているときに大地震が起きた瞬間に猛ダッシュで外に駆け出して怪我無く生還した方が居ました。上からガラスが降ってくる可能性もある上、地震で立てない可能性も大いにありますので、状況を見て瞬時に判断するには不可能に近いです。皆さんは台湾事情を理解した上で日本で学んだ防災知識を活用することが一番重要だと私は考えます。
最新情報取得方法について
ネット環境でよく利用しているものを紹介します。
※日本のように即更新されるわけではなく、大体10分~15分程度遅れて更新されますので、注意が必要です。
例えば、最近の例では、2024年4月3日に起きた大地震の詳細は下記のような形で閲覧可能です。
この地震により、台湾内でもいくつかのさらなる地震対策により強化されると思われます。より安全になることを願います。
補足ですが、台湾と日本は非常に近い地理関係ですので、日本の地震速報を組み合わせて迅速に状況を察知するように心がけましょう。