かなり危険な台風
台湾は、太平洋の台風の影響を受けやすい場所として知られており、年間を通じて数多くの台風が接近または上陸します。台風は、台湾の気象条件に大きな影響を与え、時には深刻な被害をもたらすことがあります。
台湾は夏から秋にかけて特に台風の接近が多く、6月から11月が台風シーズンとされています。この期間に、台湾は台風の進路に何度もさらされ、風雨や高波による被害が発生します。個人の感想ですが、夏によく上陸しやすく秋は日本側に行くことが多い。一方、秋に接近および上陸した場合は比較的被害が大きくなりやすい傾向があります。最近は、気候変動もありその傾向は薄れつつあります。
日本の台風と類似点は多いですが、特別気を付けないといけないことがありますので紹介していきたいと思います。
1.風が比較的強い
台湾は日本より南部に位置する島ですので、非常に強い発達した台風の影響を受けることが多いです。
話は変わりますが、日本の南の島である沖縄の建物は屋根は低く作られています。これは台風の影響が強い状態で上陸しやすく被害を避けるためにそのような造りにしているしているそうです。
2. 出勤・登校禁止
各地方の政府関係者から発表されます。
行政院人事行政總處全球資訊網-天然災害停止上班及上課情形查詢 (dgpa.gov.tw)
1日休みの場合:前日の夜7-10時に発表
半日(午後)休みの場合:当日10時半までに発表
出勤はOK、登校はNGとかの判断の場合があるので、しっかり内容を確認しましょう。
ちなみに、台風が来てて危険な状態なのに出勤させると国民から反感を受け、台風が逸れて影響が小さいのに休みにすると経済界から責められるそうです。判断する人は、胃が痛くなる話ですね。
しかし、本当に危険なので、出勤・登校禁止の時は緊急時を除き外出はしないようにすることをお勧めします。